木材塗料の基礎

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木材塗料の基礎

09.木材用塗料の種類

9-2.酸硬化型アミノアルキド樹脂塗料
 

アミノ樹脂は開発当初、硬いということで使用されていたが、割れが発生しやすいという欠点があったため、改良のためにアルキド樹脂を混合し現在のアミノアルキド樹脂塗料が出来た。
金属塗装においては焼き付けにより塗膜硬化させるが、木材塗装においては酸により硬化させる。いわゆる酸硬化型である。この硬化剤には、大別して、塩酸とPTSの2種類がある。塩酸は揮発性のため、硬化乾燥後に塗膜中に残らず、耐クラック性、速乾性、安価等の利点が有るが、塩酸による腐食作用で鉄などが錆びるため塗装機を使用する場合は注意が必要である。これに対して有機酸であるPTSは、金属に対しての発錆作用が少ないため機械塗装の場合には、こちらを用いることが多い。

【塗料の特徴】
◆長所
①塗料の調合後の塗装可能時間が長い。(24時間~72時間)
②装後は速乾性なので作業性がよい
③肉持ち、光沢に優れている。
④塗装表面の高度が硬い
⑤他の塗料に比較し安価である
⑥耐薬品性、耐汚染性に優れている。

◆短所
①硬化乾燥中にホルマリンが発生し、悪臭として出る。
②耐クラック性がポリウレタン塗料に対して弱い。
③耐水性がポリウレタン塗料に比較し弱い。