サンユーペイント株式会社

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Feature特 徴

針葉樹を硬くし、用途を広げる下塗り塗料。

近年、広葉樹の減少と間伐材等の森林資源の有効活用の為、針葉樹は家具用にも使用されるようになりました。しかし、針葉樹は、一般に柔らかいものが多く、押し傷がつきやすいため家具やテーブル類には使いにくい状態でした。そのため塗装では、分厚い塗膜で硬さを出す方法が一般的でした。
堅木DXは、木材の風合いを生かした薄塗りによる針葉樹の強化を可能にします。堅木DXを塗装することにより、桧・杉・桐などの針葉樹の押し傷が驚くほど軽減し、カウンター・フローリング・ドア・天板扉・階段・テーブル・机などの家具全般や多彩な用途に対応できるようになります。
F☆☆☆☆取得商品

建築基準法改正後も、制限なく自由に使用できるホルムアルデヒド放散量0.12mg/L以下(JIS K 5601-4-1:2012 デシケータ法)の規制対象外の建築材料製品であることを表しています。

針葉樹を硬くし、用途を広げる下塗り塗料。

POINT1 耐押し傷性

凹みに強い
針葉樹でもボールペン
での凹み傷に強くなります

特殊成分を配合し一般の2液型ウレタン塗料と同様の作業性を有しながら、耐押し傷性に優れた強靭な塗膜を形成し、針葉樹の柔らかさをカバーします。

ボールペンを使った押し傷試験

【 試験条件 】
堅木DXを下塗りに用いて仕上げた杉材と、一般ウレタン塗料で仕上げた杉材に、紙をかぶせて、その上からボールペンで線を描いた場合のへこみ傷の付き方の違いを比較しました。
試験結果

明らかに堅木DXを塗装した方が押し傷がつきにくくなっていることがわかります。(当社比)

堅木DXを塗装した杉材
堅木DXを塗装した杉材
一般ウレタン塗料を塗装した杉材
一般ウレタン塗料を塗装した杉材
比較テストの動画

POINT2 耐荷重性

木材を丈夫に
ナラと同等の硬さを得られます

間伐材などで多い針葉樹(杉、桧など)に塗装することにより、広葉樹の代表格であるナラに匹敵するほどの硬さが得られます。

耐荷重性比較試験(鉛筆硬度試験器による)

【 試験条件 】
2Hの鉛筆で 500g・750g・1000g の荷重をかけて引っかく
試験結果
荷重 堅木DX 一般ウレタン塗料
スギ ナラ スギ ナラ
500g × ◯ △
750g × ×
1000g × × × ×

◯:凹みなし △:わずかに凹む ×:凹みあり

※試験結果は、当社による試験結果であり、保証値ではありません

堅木処理 塗布回数

各種針葉樹(桧、杉)、軟材(桐)をナラと同等の硬さにする場合の堅木DX塗布回数 ※当社比

ヒノキ スギ キリ
3回以上 3回以上 4回以上

POINT3 作業性

扱いやすい
簡単に高級感のある
美しい仕上げが可能です

2液型ウレタン塗料なので扱いやすく、塗装も簡単にできます。針葉樹を堅く、美しく仕上げるのに適した超硬質型の下塗り専用塗料です。

作業性

How to塗装方法

推奨製品:扉・テーブル・カウンター・フローリング

  • 工程
  • 塗料
  • 配合
  • 塗装方法
1
木地研磨
#240ペーパー
2
堅木処理
堅木DX A
堅木DX B
NTXシンナー
100
100
200
刷毛もしくはスプレー
3
堅木処理
堅木DX A
堅木DX B
NTXシンナー
100
100
50
スプレー
4
堅木処理
堅木DX A
堅木DX B
NTXシンナー
100
100
50
スプレー
5
中塗り
NTX-S-361 A
NTX-S-361 B
NTXシンナー
100
100
100
スプレー
6
研磨
#400ペーパー
7
仕上げ
セラウッド CWH-80 A
セラウッド CWH-80 B
CW-Tシンナー
400
100
250
スプレー

Lineup製品ラインナップ

堅木DXは、厚生労働省が策定する屋内空気汚染に関わる13物質を含まない塗料です。

製品名 配合比 容量 F☆☆☆☆登録番号
堅木DX A A:B=1:1 15kg
4kg
S03462
堅木DX B A:B=1:1 15kg
4kg

※ご注文の際は、必ず“堅木DX”もしくは“堅木デラックス”とご注文ください。