12.用語集
12-1.用語集
【あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】
【あ行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
泡吹き(ピンホール) | 塗装面に針でついたような小さな穴ができること。 |
板目 | 木目が波形や重なった山形になっていて極めて優雅な美しさがあり、幅の広い材は取りやすいが、収縮、そりなどのくるいも生じやすい。 |
色むら | 塗膜の色が部分的に不均等なこと。 |
色分かれ | 2種類以上の顔料を使用して作った塗料が、塗膜が乾燥するまでに顔料の分布が不均等になり、表面と内部で色の違った状態になる現象。 |
隠ぺい力(とまり) | 塗膜(塗られた塗料が乾燥してできた皮膜)が、下地の色をおおい隠す力をいう。 |
うすめ液 | 塗料をうすめたり、用具を洗うために使う透明、揮発性の液体をいう。 |
ウッドパテ(木部用パテ) | 下地のへこみ、釘穴、亀裂部分にへらなどで補修をし、平滑にする練り状の充てん剤のこと。 |
ウレタン仕上げ | 表面に硬い塗膜を作る仕上げのことで、ウレタン塗装ともいう。汚れやしみがつきにくく、お手入れが簡単。 |
ウレタン樹脂塗料(ウレタン塗料) | 合成樹脂塗料の一つでポリウレタン樹脂塗料ともいう。硬度、耐水、耐薬品に優れている。 |
うるし(漆) | うるし科の木材から採取し加工した天然樹脂塗料である。 |
上乾き(表面乾燥) | 塗った塗料の表面だけが乾き、下層はやわらかく粘着性があって未乾燥の状態にあることをいう。 |
上塗り | 下塗り(下地)塗膜の上に仕上げ用の塗料を塗ること。 |
エアゾール塗料 | 耐圧缶に液化ガスと塗料を入れて密閉し、弁の開閉によってノズル孔から塗料を噴射塗装するスプレー塗料のこと。 |
エアースプレー | 圧縮した空気や高圧ガスを用いて塗料(液体)を霧の状態で噴霧するスプレーのこと。細かい霧状で塗装をするため、塗料粒子が細かく高級塗装に向いている。 |
エアレススプレー | 空気を使わないスプレーのこと。エアースプレーに比べて塗料の飛散が少ないため 、塗料ロス削減になる。また、高粘度の塗料が使用できる。 |
エナメル仕上げ(不透明仕上げ) | 有色不透明な塗装仕上げのことで、隠ぺい力が高く美しい仕上がりになる。木工塗装で代表的なものがピアノである。 |
MDF | 木質繊維に接着剤を混ぜて圧縮したもの。表面が滑らかで安定性にすぐれているため、塗装や表面加工がしやすい。建築下地や家具などに使われる。 |
オイルフィニッシュ(オイル仕上げ、オイル塗装) | オイル塗装(オイルフィニッシュ、塗料浸透仕上げ)は、チークオイル(主成分は亜麻仁油)や同様の塗料を素地に深く浸透させ、塗膜を表面に全く作らないか、または極薄い塗膜を作る仕上げのこと。木材が持っている美しさ、しっとりとした肌を表現するのに最も適した塗装。 |
黄化 | 塗膜表面が黄色になる現象のこと。 |
オープン塗装(目ハジキ塗装) | オープン塗装(オープンポアー仕上げ、目ハジキ塗装)とは、導管(孔=ポアー)が塗料で埋められていない(オープン)仕上げのこと。木材の持つ優雅な美しさと木材特有の木目をそのまま生かした仕上がりになる。 |
オレンジピール(ゆず肌) | 塗装面がミカンやゆずの皮のような凹凸の状態をオレンジピールという。また、ゆず肌・みかん肌ともいう。 |
【か行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
界面活性剤 | 液体に溶けて界面活性を示す物質。顔料分散剤、乳化安定剤、消泡剤等広く用いられている。 |
カーテンコーター(フローコーター) | カーテンフローコーターともいい、塗料を上のタンクからカーテン状に流し被塗物がそのカーテンをくぐるとき、塗料が塗面に乗り塗装が行われる。余分な塗料は、再び回収されて元のタンクに戻るためロスが少ない効率的な塗装方法である。 |
可とう性 | 柔軟で折り曲げることができること。 |
カラーイング | 着色をすること。塗装工程の中で着色に重きをおいた工程のことをカラーイングと表現することがある。 |
空とぎ研磨 | 水を用いることなく、耐水サンドペーパー、サンドペーパー、スチールウールなども用いて研磨する方法。 |
含水率 | 物質に含まれる水分の割合を示したもの。木材塗料の場合、木の収縮によって木が割れる場合があるので、塗装前には必ず含水率を調整する必要がある。 |
顔料 | 着色に用いられるもので、水や溶剤に溶けない色のある粉末である。 水や溶剤に溶けるものを染料という。 |
希釈剤(シンナー) | 塗料の濃度を希釈するために用いるもの。 |
木地 | 何も塗っていない木の状態のこと。 |
生地仕上げ | 木材の木目や色合いをそのまま生かした仕上げのこと。 |
木地調整 | サンドペーパーやパテなどを使って木地の表面を平滑にすること。 |
鏡面 | クローズポアー仕上げとも呼ばれ、木材の導管を完全に埋め、塗装面をガラス状に仕上げたもの。 |
銀目 | 局部的に塗料の密着不良により、塗膜に隙間が生じ光の反射でキラキラ見える状態のこと。 |
くもり | 塗装面が白くぼやけた状態のことをいう。 |
クラック(ひび割れ) | 塗膜に現れる部分的な割れ目。 |
クリアー(クリヤー) | 透明塗料のこと。 |
クロス | 着色時や研ぎかすを拭きとるときなどに使用する布。 |
ゲル化 | 液状の物が流動性を失い、不溶性のゼリー状になること。 |
研磨 | 素材または塗面の表面を平滑にする作業で、研磨には水とぎ研磨と空とぎ研磨がある。研磨をきれいに行うことで塗装の仕上がりが美しくなる。 |
毛羽立ち | 木の表面の繊維が立ちあがることで、木材の表面がザラザラした状態になること。 |
硬化乾燥 | 塗膜全体を通じて乾燥している状態のこと。 |
厚生労働省で策定された13物質(14物質フリー) | 厚生労働省で策定されたシックハウスの要因と言われている物質のこと。13物質は、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン・テトラデカン・クロルピリホス・フェノブカルブ・ダイアジノン・フタル酸ジ-n-ブチル・フタル酸ジ-n-エチルヘキシル 弊社では、13物質にノナナールを入れた14物質を配合していない塗料については14物質フリーとしております。 |
硬度 | 塗料業界においては乾燥した塗膜の硬さのことをいう。一般的には、鉛筆の硬さで表現することが多く、Bが柔らかくHが硬い。 |
合成樹脂塗料 | 合成樹脂を塗膜形成要素とする塗料をいう。かつては乾性油、半乾性油を主原料とする油性塗料が塗料の大部分を占めたが、今では合成樹脂塗料が大部分を占めている。 |
合板 | 木材を薄く剥いた単板を、繊維が直交するように、交互に接着剤ではり合わせた板のこと。 |
広葉樹 | 広葉樹とは幅の広い葉を持つ樹木でほとんどのものに導管があり、硬木である。主に家具用として使用されている。 |
木口(こぐち) | 木材の繊維方向に直角に切った切り口の面。 |
こば(木端) | 板材又は角材の長さ方向の側面。 |
転がし塗り | たるのような容器の中に塗料と被塗物を入れて回転させることで、塗装物が転がることで塗料を塗布させる方法。 |
コンク | 濃縮したもの。 |
【さ行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
逆目 | 木材表面を研磨したり加工する際に木の繊維の方向に沿って行い、その目の方向を順目といい、またその逆を逆目という。逆目は繊維が反対になっているため、加工する際に表面がガサガサになる。 |
サフェーサー | 下・中塗りのこと。上塗りをきれいに仕上げるために行う塗装工程の1つ。 |
サンダー | 研磨紙で研削加工する機械のこと。 |
サンドペーパー | 研磨紙ともいい、紙状のシートに研磨剤を塗布したもの。耐水性を良くして水研ぎ用としたもの等様々な種類がある。(番号が大きいほど細かくなる) |
シーラー | 下塗りのこと。シールするという意味で、あらかじめ塗装してヤニや着色剤のニジミ止め、吸い込み止めなどの目的で塗装するもの。 |
指圧乾燥 | 指で塗装面に力を入れて押したとき、指紋が塗装面につかない状態。 |
下塗り | 上塗り又は中塗りに先だって行う塗装。また、その塗料をいう。付着性の向上、吸い込み止め、ヤニ止め、サビ止めなどの目的で塗装される。 |
指蝕乾燥 | 指で塗装面を軽く触れたとき、指紋がつかない程度に乾いた状態のこと。 |
触媒 | 特定の化学反応の反応速度を速める物質のこと。 |
白木仕上げ | 木地の白さをいかした仕上げのこと。 |
集成材 | 小さい木材を接着剤で接着して作られる木質材料。主に建材やテーブル天板等の家具材として用いられる。 |
シンナー | 塗料を塗りやすくするために薄める薄め液のこと。有機溶剤が含まれており、溶剤のにおいをかぐと有害である。 |
針葉樹 | 針葉樹とは先が尖った細い葉を持つ樹木で導管がなく成長が早いため、一般に比重が軽くやわらかい。そのため主に建築用材として用いられ、最近では家具用としても使用されている。 |
スチールウール | 鋼材をうすく削り、細かく裁断して繊維状にまとめたもの。 |
捨て塗り | 木目を鮮明に仕上げるため等、あらかじめ透明塗料を薄く塗装すること。 |
ステイン | 着色剤のことで、染料系・顔料系がある。 |
スプレー塗装 | 塗装する際にスプレーガンを用いて塗装する方法で、吹きつけ塗装ともいう。 |
スプレーガン | スプレー塗装を行う際に用いる塗装機器で霧化状態にして吹きつけることができる。 |
静電塗装 | 静電塗装とは高電圧をかけて塗装する方法で、スプレーガン(-極)と被塗物(+極)にすることで塗装物の反対側までまわりこんで塗布することができる。 |
セミオープン塗装仕上げ | セミオープンポアー塗装仕上げともいい、導管以外は平滑に仕上げ、導管部を2~8割程度塗料で埋める塗装のこと。塗装の膜厚を確保しながら木材の特有な肌に仕上げることができる。この仕上げは塗膜の形成状態がオープン塗装と鏡面塗装の中間的な塗装にあたる。 |
染料 | 水、又は溶剤に溶ける有色の有機化合物で、着色力は強いが隠ぺい力が弱く、顔料と比べ退色しやすい。 |
素地 | 何も塗っていない状態のこと。 |
促進剤 | 塗料の硬化を促進するための塗料。 |
【た行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
耐侯性 | 野外で日光、風雨、寒暖、乾湿などの屋外自然環境に耐える塗膜の性質。 |
退色 | 紫外線などで塗膜の色があせて、本来の色がなくなる現象。 |
ダイレクトロールコーター | 片面塗装用としてゴムライニングしたコーティングロールとスチール製のピックアップロール、バックアップロールからなり、塗られる物は、コーティングロールとバックアップロールの間から送り出される。フローコーターと違い、薄膜の塗装が建前で、特にこの塗装機では厚塗りはできない。 |
たれ | だれ、流れともいう。塗料を垂直面に塗ったとき乾燥までの間に塗料の層が部分的に下方に流れて厚さが不均等になること。厚く塗りすぎたとき、うすめすぎた塗料を塗ったときなどに生じやすい現象。 |
地図書き | ポリエステル塗料の塗り重ね時に塗料の層間が明確になり、研磨した際に地図の様に見える現象。 |
ちぢみ | 塗膜が乾燥するとき、塗膜表面にしわができる現象のことで厚塗りのとき、寒冷時に生じやすい。 |
着色剤 | 色がついている塗料のことで、染料系・顔料系がある。ステインともいう。 |
着色仕上げ | 木工塗装では大きく分けて無着色、着色仕上げ、エナメル仕上げがある。着色仕上げとは、色がついているが木目も見える仕上げのことをいう。 |
着色目止め | 目止め剤と着色剤を混ぜ合わせて、目止めと着色を同時に行うこと。 |
沈殿 | 塗料の中に分散している微小な固体が底に沈んでたまること。 |
つや消し塗料(艶消し塗料) | 塗膜のツヤ(光の反射率)の少ない塗料のこと。 |
つや消し仕上げ | 塗膜のツヤを落として仕上げた塗装のこと。 |
つや出し仕上げ | 塗膜のツヤを出して仕上げた塗装のこと。 |
導管 | 樹体を支える細胞と、水分や養分を樹体内に樹液として流動させる導(道)管という組織があります。針葉樹には導管がなく、仮導(道)管という細胞組織が樹液を流動させる導管の役割を兼ねています。 |
透明塗装(透明仕上げ・クリヤー仕上げ) | 木目をあらわす塗装法の一つで無着色の透明な仕上げのこと。 |
塗膜 | 塗られた塗料が乾燥してできた膜のこと。 |
塗料浸透仕上げ(オイルフィニッシュ) | チークオイル(主成分は亜麻仁油)や同様の塗料を素地に深く浸透させ、塗膜を表面に全く作らないか、または極薄い塗膜を作る仕上げのこと。木材が持っている美しさ、しっとりとした肌を表現するのに最も適した塗装でオイルフィニッシュともいう。 |
【な行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
中塗り | 上塗りに先だって行う塗装。また、その塗料をいう。 |
流し塗り(ディッピング) | 塗料溶液に被塗物をつける塗装方法。 |
二回塗り(二度塗り) | 一回塗って乾いた塗膜の上に、乾燥後同じ塗料をもう一度塗り重ねること。 |
肉もち | 乾いた塗料の厚みのことで、厚く塗れる塗料のことを肉もちのよい塗料という。 |
にじみ(ブリード) | 他の色の塗料を塗り重ねたとき、下塗り塗膜の色が上塗り塗膜に移行して違った色になること。 |
ニトロセルロースラッカー塗料 | ニトロセルロースラッカー(硝化綿ラッカー)は、一般にラッカーと言われ古くから高級家具用塗料として使用されている。 |
濡れ色 | 透明塗料を塗った場合、木地そのものの色と違って見える。光の屈折率の違いで起こる現象であるが、この色のことをいう。 |
粘着性 | 乾燥した塗膜がべたつく性質のことを粘着性があるという。 |
粘度 | 流動する物体の内部に生ずる抵抗をいう。一般に温度があがれば塗料の粘度は減少する。 |
【は行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
ハジキ | 塗料がはじいて、穴またはくぼみができる現象。 |
ハケ(刷毛) | 塗料を塗布する道具の一つ。 |
刷毛目 | 刷毛で塗料を塗る際につく跡の筋。 |
白化(白ボケ) | 塗膜が白く濁る現象のことで、様々な要因で起こる。 |
ピアノ塗装(ピアノフィニッシュ塗装) | 鏡面塗装の一つでピアノに施されている塗装のこと。 |
ピーリング | 塗装面におこるめくれの現象。 |
ピンホール | 塗膜にできる針でついたような小さな穴で、表面のへこみだけでなく、素地面まで達する穴もある。 |
付着性 | 塗膜が下地面(たとえば木や鉄など)に付着してはがれにくい性質をいう。別の表現で密着性がよい、悪いなどといわれることがある。 |
不飽和ポリエステル樹脂塗料 | 美しくぴかぴかと光り輝き、鏡のような歪みのない映像を映しだしてくれる塗装の仕上げには、不飽和ポリエステル塗料が使われていることが多く、高級仕上げとして使用される場合が多い。 |
ブラッシング | 塗料が乾燥する際に湿度が高い場合、空気中の水分が塗膜表面につき、塗膜が白くなる現象。 |
ブリッジング | 被塗物の隅や側面に凸凹やブツができる現象。 |
ブリスタリング | 塗膜の一部が下地から離れてふくれを生じる現象。 |
フローコーター | カーテンフローコーターともいい、塗料を上のタンクからカーテン状に流し被塗物がそのカーテンをくぐるとき、塗料が塗面に乗り塗装が行われる。余分な塗料は、再び回収されて元のタンクに戻るためロスが少ない効率的な塗装方法である。 |
ペプリング | 塗膜面にブツができる現象。 |
ホルムアルデヒド | 常温で無色の刺激臭のある気体で、ホルマリンともいう。健康上の障害を引き起こす物質で毒性が強い。 |
【ま行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
柾目 | 木目が平行線で美しく、収縮率が小さく、ねじれ、ワレなども少ない。 |
マスキングテープ(養生用テープ) | 塗料が不必要な所につかないように貼るテープのこと。塗り分け塗装がきれいに仕上がる。 |
水とぎ研磨 | 耐水サンドペーパーに水をつけ、塗面をといで平滑にする方法。 |
無垢材 | 一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したもの。 |
目止め | 木材表面の導管等を埋めて平滑な面を作ること。 |
目やせ | 主に木材塗装の場合、導管部にそって細かなくぼみができる現象。 |
木目 | 木材を切断すると現れる木材組織による模様のこと。木理ともいう。 |
【や行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
ヤニ | 国産松材や米国産パイン材などに多く含まれる油状の物質でマツヤニ(松脂)とよばれている。塗装後、これがしみだしてきたり、乾燥不良、付着性不良の原因となることがある。 |
有機溶剤 | 有機溶剤とは一般には物質を溶解する性質を持つ有機化合物のこと。 |
ゆず肌(オレンジピール) | 塗装面がミカンやゆずの皮のような凹凸の状態をゆず肌・みかん肌という。また、オレンジピールともいう。 |
UV仕上げ | 紫外線を照射することによって硬化する塗料で仕上げたもので、一般的にUV塗料は硬い塗膜を作ることが可能なので、ハードコート仕上げを示す場合も多い。 |
UV塗料 | 紫外線(UltraViolet Rays)を照射することによって硬化する塗料。 |
養生 | 塗りたくないところや、汚れては困るところをマスキングテープ、新聞紙などでおおうこと。 |
【ら行】
用語 | 用語解説 |
---|---|
ラッカー仕上げ | ラッカー塗料で仕上げた塗装。 |
リターダー | 乾燥遅延剤のこと。乾燥を遅くするために添加するシンナーで、ブラッシング対策に用いられる。 |
リバースロールコーター | ダイレクトロールコーターに比べて、コーターロールが塗装物の進行方向の逆に回る塗装機で、一度に厚くきれいに塗ることができる。 |
リフティング | 異種の塗料を塗り重ねたときや、下塗り塗料が乾燥不十分な状態で上塗りしたときなどに塗料の溶剤などに侵されてしわが生じる現象。 |
レベリング | 塗ったあと、塗料が流動して、平らでなめらかな塗膜ができる性質。 |
緑化 | 塗膜が緑色に変色すること。ポリエステル塗料で発生することが多い。 |